現代語訳 | |
居道、その一族の姓は失われ、どこの人であるかはわからない。脱解尼師今に仕え、干となった。当時は于尸山国と居柒山国が両隣の国境に挟むような形で存在し、すこぶる国の |
|
注記 | |
(※1)脱解尼師今 新羅4代王とされる。本書の記述に従えば、在位は西暦57年から80年。詳細は本書脱解王紀を参照。
(※2)干
(※3)于尸山国
(※4)居柒山国
(※5)張吐 |
|
漢文 | |
居道、失其族姓、不知何所人也。仕脫解尼師今、為干。時、于尸山國、居柒山國、介居隣境、頗為國患。居道為邊官、潛懷幷吞之志、每年一度、集群馬於張吐之野、使兵士騎之、馳走以為戱樂、時人稱為馬技。兩國人、習見之、以為新羅常事、不以為怪。於是、起兵馬、擊其不意、以滅二國。 | |
書き下し文 | |
居道、其の |