崔承祐

崔承祐

 崔承祐は唐昭宗龍紀二年に唐に入った。
 景福二年になると、侍郞の楊涉が及第を下した。
 四六五卷の著書があり、自らの手で序を本集に糊付けした。
 後に甄萱のために檄書を著作し、我が国の太祖に送った。

 

 戻る








≪白文≫
 崔承祐、以唐昭宗龍紀二年入唐、至景福二年、侍郞楊涉下及第、有四六五卷、自序爲餬本集。
 後爲甄萱作檄書、移我太祖。

≪書き下し文≫
 崔承祐、唐昭宗龍紀二年を以て唐に入る。
 景福二年に至り、侍郞の楊涉、及第を下す。
 四六五卷有り、自ら序に本集を餬(のりづけ)するを爲す。
 後に甄萱の爲に檄書を作し、我が太祖に移す。