崔彦撝は十八歳で唐に入って遊学した。 禮部侍郞の薛廷珪が及第を下した。 四十二で帰国し、執事侍郞瑞書院學士となった。 太祖が開国すると、朝廷に入り、仕えて翰林院大學士平章事まで出世し、死去して文英と諡された。
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≪白文≫ 崔彦撝、年十八、入唐遊學。 禮部侍郞薛廷珪下及第、四十二還國爲執事侍郞瑞書院學士。 及太祖開國、入朝、仕至翰林院大學士平章事、卒諡文英。
≪書き下し文≫ 崔彦撝は年十八、唐に入り遊學す。 禮部侍郞の薛廷珪、及第を下し、四十二にして國に還りて執事侍郞瑞書院學士と爲る。 太祖の開國に及び、朝に入り、仕へて翰林院大學士平章事に至り、卒して文英と諡す。