近代革命詩歌
立ち上がれ、奴隷たることを願わざる者どもよ!
我らの血肉によって、我らが新たなる長城を築き上げようぞ!
(義勇軍進行曲)
詩

贈侯官林宗素女士 著者:何殷震
清代に活動していたフェミニスト何殷震が同じくフェミニストの林宗素に贈った詩。その後、民権運動を主張する新聞『警鐘日報』に掲載される。
国歌

鞏金甌 詞:厳復
清王朝の国歌。1911年に採用されたが、翌年には辛亥革命によって清は滅亡する。

国民革命歌 詞:廖乾五
中華民国における1926年から1930年までの国歌。曲はフレール・ジャック。日本では『グーチョキパーでなにつくろう』として有名。

国際歌 訳:不明
19世紀後半にパリ・コミューンにて作詞作曲され、以後は世界中の社会主義者の間で歌われるようになる。1918年にはソビエト連邦の国歌となり、1931年には中国共産党臨時政府の中華

義勇軍進行曲 詞:田漢
中国の国歌。1935年に中国映画『風雲児女』の主題歌として作曲され、1949年の中華人民共和国の建国にあたって暫定的な国歌とされた。以後、作詞者の田漢が文化大革命において迫害され、暫定国歌は『東方紅』に変更され歌詞が変更された。1982年に田漢の名誉が回復されて本来の歌詞が復活。正式な国歌に制定されたのは2004年。