東明王篇
鬼ではない。――つまり、神だ。
『東明王篇』序文より
鬼幻か、神聖か――三国史記において削られた朱蒙の怪力乱神としての足跡を儒者の李奎報が描き出す。中世朝鮮最大級の叙事詩。
先史朝鮮から三国史記の時代にかかる中国の史書に記録された古代朝鮮と周辺国の記述を翻訳。倭国・日本についての伝もすべて揃っている。
新羅において活躍した仏僧の元曉は、仏教の大衆化に尽力した破戒僧であった。日本浄土宗の法然も引用した仏典。
朝鮮半島の大半を服属させたとして統一者の先駆的存在として評価される高句麗の王について記された碑文。倭国との戦争の記録も豊富に存在し、所謂『空白の四世紀』にかかる事跡であることから、日本史においても史料的価値が極めて高い。
鬼幻か、神聖か――三国史記において削られた朱蒙の怪力乱神としての足跡を儒者の李奎報が描き出す。中世朝鮮最大級の叙事詩。
先史朝鮮から三国史記の時代にかかる中国の史書に記録された古代朝鮮と周辺国の記述を翻訳。倭国・日本についての伝もすべて揃っている。
新羅において活躍した仏僧の元曉は、仏教の大衆化に尽力した破戒僧であった。日本浄土宗の法然も引用した仏典。
朝鮮半島の大半を服属させたとして統一者の先駆的存在として評価される高句麗の王について記された碑文。倭国との戦争の記録も豊富に存在し、所謂『空白の四世紀』にかかる事跡であることから、日本史においても史料的価値が極めて高い。